サービス部(札幌) 下村康則
見積りや日程調整は本社で一括。工事の仕事に集中できる環境でスキルアップを
長年、神奈川県にあるプロパンガス工事会社に勤めてきましたが、3年前に出身地の北海道・札幌にUターンを果たしました。もともと競技スキーをやっていて、国体など大会にも出ていましたから、慣れ親しんだ環境ですね。当初は賃貸不動産管理会社で管理物件のガス関連設備や蛇口、洗面化粧台の交換に携わっていたのですが、それだと扱う商材も大家さんの要望で、同じようなものに決まってしまいがちです。もっといろいろな商材を扱って自分の技術の幅を広げたいと考えて、転職に踏み切りました。また、インターネットを介して設備工事を提供するという、今どきの仕組みに将来性を感じたのも大きかったです。インターネットで何か調べ物をしたり、サービスを探すのはもう普通のことになっていますから、当社のような存在は今後ますます注目されることでしょう。
入社してすぐは先輩社員に同行して、当社ならではの仕事の進め方などを教わりました。3ヵ月ほどして一人で回り始めるようになりましたが、先輩の丁寧な応対や仕事ぶりをお客様が喜ばれるのをたくさん目にしましたから、自分もそうした期待に応えられるようにと張り切っているところです。
以前は賃貸物件での仕事でしたが、今は実際に住まわれているお客さんが目の前にいらっしゃるわけで緊張はしますが、とても励みになりますね。毎回、ご感想のアンケートを書いていただくのですが、満足・普通などの評価があって、もちろん「大満足」をいただけるようにというのが目標です。お客様からすれば、インターネットでのご注文ですので、当日どんなエンジニアが来るだろうとご不安もあることでしょう。ですから、黙々と作業するのでなく、合間にお声がけして進み具合をご覧いただくなど、コミュニケーションを意識して行うようにしています。そうすると、お客様のほうでもご質問などしやすいでしょうし、場合によっては他の設備のご相談をいただけることもあるもの。信頼いただけたと思えたときは、たいへんうれしいですね。作業を終えて、設備について使い方などのご説明をした後、最後に「ありがとう、また頼むよ」などと言ってもらえることがあるのが醍醐味です。また、がんばろうと思えますね。それは前職との大きな違いです。
また、当社の仕組みとして、見積りや注文の引き受け、手配などは会社ですべてやってくれますので、エンジニアとして工事に集中できるのはありがたいことです。技術を磨けるよう、いろいろな免許取得費用の補助制度などもあります。自分も、これまでに取得しているガス関連の資格に加え、電機関連の資格などを今後目指したいと思っています。スキルを形にできれば、エンジニアとしてますます自信を持っていけますね。